作品が生まれるまで
2013年 04月 04日
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総次元的遺伝子浪漫図(一部)
soujigenteki idenshi rouman-zu
Size... 72cm x 72cm x 8cm ( H x W x D)
soujigenteki idenshi rouman-zu
Size... 72cm x 72cm x 8cm ( H x W x D)
丸い作品の廻りに8コの小玉の遺伝子イメージを、
8体配置しています。
曼荼羅的に仕上げたかった作品です。
正面からの写真もあるのですが、
私はこの写真が割に気に入っています。
左から右へ龍が横たわって見える…からです。
で、今回はこれがどんなものから出来てるのか?
ご紹介です。
@プロダクトデザインの際に出る、
商品を抜いた方の(笑)フェルト。
(←コレって業界的に名称があるのでしょうか?
使ってる素材を書く時に困るから、どなたかご存知であれば教えてください!)
私には…困ったことに(笑)
細胞壁、細胞膜の様にしか見えません。
@衝撃緩和材 白とピンク
私には…またまた困ったことに、
何かの生物 にしか見えない。
よく理科の教科書で見た、
卵から、ちょっと顔かしっぽが創られようとしてるとこ。
コレがヒトになるのか…。
ので、私は工場萌えである。笑。
そこらで何か言ってます。
何か動いています。
コレらが出来るまでには、
デザイナーさん、機械を動かしてる人、素材そのものを創った人、
更に言えばその機械を発明した人とか、その人を生んだ人とか…
数知れない人の心が詰まっているんですが。
切り取られ捨てられて行くはずだった、
このフェルト達ですが、
しっかり円陣組んで踏ん張ってないと、
「使う方」も切り抜けないわけです。
使わないからってココだけクニャクニャしてたら、
「使う方」は切り抜けないわけです。
同じ細胞分裂になってくれてないと。
型が抜け離ればなれになった時、
「おっしゃーーー!頑張ってこいよーーー!」
とか何とか江戸っ子気質に言うてる。
「使われなかった」ことは問題ではない。
とか言う想像。
私はそれらが、どうも愛しくなり…
捨てられないのです。
頭痛くなった方、すみませーん。
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チャタニヒロコ作品集Kokorubook http://www.art.zaq.jp/kokoru/
(※ブックマークをつけていただいている方はご面倒ですが、
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by kokoruh
| 2013-04-04 00:00
| アート